環境出前講座 報告 


アクティビティを通じて水の循環を学ぶ

—環境出前講座「プロジェクトwet」in東村山— 2021.11.7

生活クラブ生協まち東村山組合員主催で、子ども17人、大人14人が参加して、エコメッセの環境出前講座を行いました。

今回は、子どもも大人も楽しく水について学ぶ講座プロジェクトwetから、「青い惑星」と「驚異の旅」の二つのアクティビティを体験しました。

陸と海の割合を考える「青い惑星」

青い惑星では地球儀型のビーチボールを使って地球上の「陸」と「海」の割合を考えます。最初の予想は海と陸の割合は7対3からスタート。子どもたちからは、「北極は海? 南極は陸?」という素朴な質問も飛び交います。

 

水の分子を体験する「驚異の旅」

驚異の旅では、子どもも大人も水の分子(つぶ)になって旅をします。アクティビティが終わって、「水」になってどんな旅をしたか物語ってもらいます。

Aちゃんは、「川」から蒸発して「雲」になり、「雨」となって「湖」へ行き、「動物」に水を飲まれ、「動物」の糞尿となって「土」へしみ込み「地下水」へ、そして「川」へ流れ、「海」へ流れ、そしてまた空に蒸発して「雲」になったと語ってくれました。水のつぶになったつもりで水の循環を学びます。子どもの豊かな発想には目を見張るばかりでした。

生後1か月の赤ちゃんから小学6年生の子どもたち、そして大人が水の分子になり、アクティビティを通じて、水が形を変えて身近にたくさんあることを楽しく学びました。